持病の悪化による借り入れについて任意整理を行った事例
事案の概要
持病の悪化に伴い、治療に費用がかかるため、キャッシングやリボ払いを利用しましたが、最終的には現状の月々の返済額では、返済をすることが困難になってしまった事案です。
当事務所が行った内容
各債権者に対し、受任通知を送付し、各債権者から依頼者への催促等を停止しました。
その後、債権者と交渉し、60回での分割弁済を合意し、解決に至りました。
担当弁護士の所感
債務額が多額になれば、破産や小規模個人再生といった裁判所を利用した手続をとらなければならないことが多いです。
裁判所を利用した手続の場合には、裁判所に提出する書類の準備等、依頼者の方にも相応の負担がかかります。
他方、債務額が多額でなければ、分割払いの期間や回数を伸ばすことによって、現実的な返済案にて合意をすることも可能です。
本件では、速やかに合意に至ることができました(担当 小林)。
掲載日:2024年9月26日