事案の概要
新潟県三条市内の金物卸業者の破産申立をおこなった事例です。
企業の規模は、代表者と従業員2名、債務総額は約2300万円でした。
依頼者は、2度目の手形不渡りを出す見込みであることから、当事務所に依頼をしました。当事務所は、受任後速やかに裁判所と連絡をとって破産申立の段取りを進めるとともに、財産が散逸したりしないよう活動しました。
そして、裁判所に破産申立書を提出すると同時に債権者に受任通知を送り、債権者が代表者および従業員に連絡をとることを遮断しました。
その後、引継いだ破産管財人が資産換価の上、簡易配当を実施し、終了しました。
所感
申立まで時間的余裕がまったくなく、受任から2日ほどで裁判所に申し立てを行いました。
その甲斐あってか、混乱も少なく、債権者集会は2回開催して終わりという、迅速な解決ができました(担当 弁護士 五十嵐)。