依頼者は,スマートフォンで女性のスカートの中を盗撮する行為を繰り返していたところ,自分の周辺を警察官らしき人物が,捜査や聞き込みをしていることを察知しました。自分に捜査の手が及んでいると感じた依頼者は,弁護士に相談しました。
弁護人として依頼を受けることになったため,弁護人から警察に対し,弁護人が責任をもって自主させると伝え,逮捕を待つように依頼するとともに,後日,自首に同行しました。
事案としては,逮捕等の身柄拘束される可能性も高い事案でしたが,逮捕されることなく在宅案件として処理されました。また,結果として,自ら警察に自首したことや,反省を示していることが評価され,不起訴処分になりました。(弁護士 江幡賢)