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【解決事例】裁判上の和解が成立したにもかかわらず債務の支払いを行わない相手方に対して財産調査を行い、決済代行サービス業者に対する売掛金を差押えて全額を回収した事例

事案の概要

顧問先様からのご依頼です。代金未払いの取引先があり、連絡がつかないこと等から、債権回収の交渉等をご依頼いただきました。

弁護士法人美咲の活動

まず相手方に電話を試みましたが、応答がありませんでした。そこで内容証明郵便を発送して未払い代金の支払いを求めましたが、書面を相手方は受け取りはするものの、支払いがないばかりか、何らの応答もありません。

次に新潟簡易裁判所に対して訴訟提起をしました。すると、相手方が裁判所に対して分割払いに応じると回答したため、裁判上の和解を行いました。

しかし、支払期限を過ぎても相手方から一切の支払いはありません。

そこで、弁護士会照会を行い、相手方名義の預貯金を調査し、取引履歴を取得しました。すると、現在も営業を継続しており、ある決済代行サービスを利用しており、代金債権があることを把握しました。

そこで急いで債権差押え命令申立てを行い、代金を差押えることに成功しました。差押えた債権額で弊所依頼者の債権額に全額充当することができました。

担当弁護士の所感

財産調査を行い債権差押えが奏功をするケースは必ずしも多くありませんから、成功することができて本当に良かったです。(担当弁護士 五十嵐勇)

掲載日2025年12月16日